西院春日神社「若菜節句祭」2019、白馬飾り公開!

2019年1月5日

西院春日神社「若菜節句祭」2019、白馬飾り公開!

西院春日神社のお正月の行事では、様々な接待が行われます。1月1日の元旦は、甘酒接待です。

元日の正午過ぎからは、お餅が振舞われます。そして、若菜節句祭では、若菜かゆ接待です。

さらに、しめ縄焼納祭では厄除ぜんざい接待が行われます。有料なのが、若菜かゆ接待と厄除ぜんざい接待です。

この中から今回は、西院春日神社の若菜節句祭を紹介します。

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西院春日神社「若菜節句祭」

「若菜節句祭」【日にち・時間】

西院春日神社の「若菜節句祭」の日にちや時間です。

期間:1月7日。
時間:10時。
料金:300円(若菜かゆ)。
場所:西院春日神社。

注意点は、10時から行われるのは「焼納祭」です。若菜かゆ接待は、焼納祭の後の11時から開始されます。

「若菜節句祭」の見どころ

西院春日神社では、1月7日に「若菜節句祭」が行われます。大きな見所は、4つです。

1.焼納祭。
2.若菜かゆ接待。
3.白馬飾り。
4.勝栗の授与。

焼納祭では、古いお札やお守りを、火切杵から起こしたご神火で焼き納めします。この時は、人はいますが、境内はそれ程混雑はしていません。

この後に、若菜かゆ接待が行われます。若菜粥とは、七草粥の事です。

若菜かゆ接待には、多くの人が並びます。混雑というよりは、長蛇の列です。

境内に並べられた机の前では、たくさんの方が若菜粥を美味しく頂いています。食事と考えると量は少ないと感じるかもしれませんが、お正月に酷使した胃を休めるには、ちょうど良い量です。

若菜粥は、無くなり次第終了です。ただし、作られる量は多いので、すぐに無くなる事はありません。

12時頃に西院春日神社を訪れても、食べられるのではないでしょうか。ただ、あまり遅いと完売するので、ご注意下さい。

また、この日には、本殿前で白馬飾りが公開されます。新年に白馬を見ると、1年の邪気が払われます。

そして、勝栗の授与も、この日です。勝栗は、風除けにご利益があると言われています。

白馬飾りについて

年の始めに白馬を見ると、1年の邪気が払われると言われています。白馬と書いて、読み方は「あおうま」です。

なぜ「あおうま」と読むようになったのでしょうか。それは、陰陽五行説と関係しています。

陰陽五行説では、春を青色で表しています。青春の語源は、ここからきています。

そして、馬は春の動物です。2つが結ぶついて「青馬」となりました。

さらに、朝日に輝く白馬の体が青く見える事から、「白馬」を「あおうま」と呼ぶようになったそうです。

西院春日神社について

西院春日神社の概要

西院春日神社は、京都市右京区にある神社です。平安初期に、淳和天皇が淳和院に奈良の春日大社より分霊を迎えたのが始まりと伝わっています。

ご利益は、病気平癒・災難厄除・旅行安産です。その中でも、病気平癒にご利益があるとして、信仰されています。

その理由は、病気を癒すと伝わる「疱瘡石」が祀られているからです。「疱瘡石」は、毎月1日、11日、15日に一般公開されます。

西院春日神社の拝観料金と拝観時間

西院春日神社は、拝観料金は必要ありません。

授与所の時間は、9時から17時です。

西院春日神社へのアクセス

西院春日神社へのアクセス方法。

最寄駅から徒歩3分。

最寄駅:阪急電車「西院駅」

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